野菜がかれらを育てた – 生きるヒントをくれるオーガニック・ガーデン


1984年、サンフランシスコ郡刑務所で、ひとりの女性が始めた「ガーデン・プロジェクト」。受刑者、そして刑務所を出たものの行くあてのない元受刑者が、オーガニックの野菜づくりを学ぶうち、よりよく生きる道を見いだしていく。かれらを取り巻く警察官、地域の人々も変わっていく・・・。日本でも、受刑者の出所後の再犯が大きな問題になっている。罪を犯した人が立ち直るためには、何が必要なのか。2年余りの取材に基づく、人と地域再生の物語から、ほんとうの更生のためのヒントが見えてくる。カラー写真多数。

岩波書店:2002年 本体 1800円 + 税

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