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講演会のお知らせ

2017年3月18日(土)、東京子ども図書館で、久々に一般の方向けの講演会をします。

今年の青少年読書感想文コンクール・高校生の部の課題図書に選ばれた『犬が来る病院』をめぐるお話もしたいと思っています。

詳しくは、下のチラシをご覧ください。

連休初日ではありますが、お時間のある方はぜひお運びいただけると嬉しいです。

会場でお会いできるのを楽しみにしています!

新刊が出ました

私は2007年から約3年半にわたり、聖路加国際病院小児病棟で、犬と子どもたちのふれあいを軸に小児がんと闘う子どもたちの姿を撮影し、「わたしの病院、犬が来るの」という写真絵本にまとめました。そして、より深く掘り下げた大人向けのノンフィクションとして、このたび上梓したのが「犬が来る病院 〜命に向き合う子どもたちが教えてくれたこと」(KADOKAWA、1500円税別)です。

表紙の素敵な絵を描いてくださったのは酒井駒子さん!

聖路加国際病院の小児病棟には、月に二回、犬たちがやってきます。犬が好きな子どもにとっては、入院中に犬に会えるなんて、思ってもみなかった嬉しい贈り物。犬を撫でたり、抱っこしたり、おやつをあげたり、短いお散歩に出たりと、思い思いに犬とのふれあいを楽しみます。

 日本初となる小児病棟への犬の訪問活動は、2003年の2月にスタート。小児がんなどの難病で、懸命に命と向き合っている子どもたちにとって、犬とふれあう時間は、ひととき病気のことを忘れて子どもに戻れる貴重な時間です。いまでは小児がんは80パーセント近くが治るようになったそうですが、それでもやはり亡くなる子どもはいるし、よくなって退院していく子どもたちも、病気によるさまざまな影響を受けています。入院中の経験がどれだけポジティブなものであったかは、どの子どもにとって、またその家族にとっても、大きな意味を持つにちがいありません。

 どんなに病気で弱っていても、子どもたちは最後まで楽しむことをあきらめません。子どもたちの生きる力を引き出すために、また、人生に残された時間のQOL(生命の質)を高めるために、犬たちが果たす役割はほんとうに大きいと実感します。 

新刊が出ました

このたび、1999年に刊行した「犬が生きる力をくれた 〜介助犬と人びとの物語」を大幅に加筆修正、ほぼ書き下ろしに近い文庫版を出版しました。

「犬、そして猫が生きる力をくれた 〜介助犬と人びとの新しい物語」

(岩波現代文庫、860円+税)

 

 

アメリカの女子刑務所には、受刑者たちがシェルターから引き取った保護犬を、障害のある人々のための介助犬に育てるプログラムがあります。1982年に始まったこのプログラムは、いまでは保護猫もレスキューし、新しい家族を見つける活動に発展しました。

重罪を犯した女性たちの多くは、人を傷つけましたが、自分たちもDVや性的虐待などさまざまな暴力の被害を受け、深く傷ついています。そんな女性たちが、人に捨てられたり虐待されたりした犬や猫をケアする過程で、自分たち自身も癒され、他者の痛みを感じられる人間に変わっていきます。

私たち人間と違い、動物たちは相手がたとえ犯罪者であろうと、その人をありのままに受け入れ、愛することができます。だからこそ、人間への怒りや憎しみに凝り固まった人たちの心を開かせることができる。これは、動物たちに支えられて生き直しのきっかけをつかんだ8人の女性たちと、彼女たちと特別な絆を結んだ犬や猫たちの物語です。

人と動物の絆が持つ大きな可能性について、ぜひ多くの人に知っていただきたいと思います。

 

本のご紹介

朝日新聞東京本社・文化くらし報道部の記者で、子どもの本にも造詣の深い佐々波幸子さんが、とても素敵な本を出版されました。

「生きてごらん、大丈夫 〜子どもと本と、出会いをつむぐ」(かもがわ出版)

タイトルのとおり、読んでいるうちに、じわじわと生きる力が湧いてくる本です。佐々波さんがこれまで出会い、取材された作家たちとその本をご紹介くださっているのですが、その中に、うちの福ちゃんの物語「いつか帰りたい ぼくのふるさと 〜福島第一原発20キロ圏内から来たねこ」も取り上げていただきました。

私自身、体が弱くて外でみんなと遊べなかった子ども時代、本に生きる力をもらい、本に世界への窓を開いてもらいました。

自分の周りにいる子どもたちに、すばらしい本との出会いを経験してもらいたいーそう考えるすべての大人におすすめです。

http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/a/0818.html

 

 

 

 

講演会のお知らせ

3月21日(月祝)子どもの本の日フェスティバルで、講演会をします。

久々の一般向け講演会です。

大塚さんちらしウエブ用

 

子どもの本の日フェスティバル全体のお知らせはこちら:

ちらし2016アウトラインWEB用 ちらし裏2016アウトラインWEB用

 

スウェーデンで写真展・講演をしてきました

2014年のヨーロッパ文化都市に選ばれたスウェーデンの町ウメオで開催されたアートフェスティバル、Survival Kit.  そこに、福島からの被災猫、キティ(現在は福ちゃん)のメッセージを届けに行ってきました。写真絵本「いつか帰りたい ぼくのふるさと」からの写真を展示し、講演会もしましたが、わざわざフィンランドから足を運んでくれた人もいて、関心の高さを感じました。

日本では早くも風化しつつある原発事故のことを、ヨーロッパの人たちは忘れていません。原発事故で失われるものの大きさをあらためて噛みしめ、二度とこんなことが起きないようにするために、私たちも自分たちの生活を変えていくべきではないか。みんなでそのことを考える大切な機会となりました。

 

Survival Kit のリーフレットを読む(?)福ちゃん

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「いつか帰りたい ぼくのふるさと」原画展のお知らせ

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写真絵本「いつか帰りたい ぼくのふるさと」の原画展を、以下のように開催しています:

 期間:8月27日(火)から10月14日(月)まで
 場所:横浜都市発展記念館

http://www.tohatsu.city.yokohama.jp

9月22日(日)には、14:30 からギャラリートークをおこないます。
 
皆さんもご存知のとおり、福島の人びとの苦難は、その後もずっと続いています。
原発事故はいまも収束にはほど遠く、自分の家に帰れない人が15万人もいます。
この機会にもう一度、どうぞキティと家族の想いに目をむけ、耳をかたむけてください。
「知ること」「わすれないこと」
すべてはそこから始まると思います。

講演会のお知らせ

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前回の更新からすっかりご無沙汰してしまいました。
季節はめぐり、すでに猛暑の毎日。
福島からの被災猫「福ちゃん」(キティ)もうだっています。

さて、今回は8月に予定されている講演会のお知らせです:

練馬区の「ちひろ美術館」で、「ともに生きるということ」と題した講演をすることになりました。

2013年8月10日(土) 15:00~16:30
会 場  ちひろ美術館・東京 図書室
参加費  1000円(入館料別、高校生以下は入館料無料)

ご都合がつけば、ぜひお運びください。
ご無沙汰している方々にお会いできたら嬉しいです。