新刊のお知らせ

このたび、講談社から、2014年より八街少年院で実施中の保護犬訓練プログラム「GMaC」(=Give Me a Chance)についての本を上梓しました。
これは少年院にいる少年たちが、動物愛護センターなどに保護された犬たちを訓練し、新しい家庭を見つけるという日本初の試みです。
私はこのプログラムの企画・立案から立ち上げにかかわりました。このようなプログラムが日本でどうやってできたのか、スタートするまでのプロセス、その後の少年たちと犬たちとの交流、それぞれの成長のドラマを、プログラムの第1期に密着して描いています。GMaC修了後の少年の軌跡もフォローした、足かけ4年に及ぶルポルタージュです。

捨てられた犬たちも、非行をして社会から一時退場させられた少年たちも、ともに救われる画期的なプログラムについて、ぜひ多くの方に知っていただきたいと願っています。