Author Archive

Kitty’s Journey from Fukushima


This is the true story of a cat who was abandoned in the evacuation zone after the explosion of Fukushima Daiichi nuclear power plant. Kitty, the cat, narrates the story of what happened to the people and animals in the nuclear disaster zone. I adopted Kitty in January of 2012, six months after he was rescued from the contamination zone.  Since then I’ve made several trips into the nuclear no-go zone, accompanied by both animal rescue volunteers and by my cat’s original family, and I’ve photographed the world hidden inside the zone.  I saw life thriving in nature without the presence of humans, and I saw lives lost due to human activities. The Fukushima disaster raises many questions about our proper role on Earth.

Shogakukan INC, 2012 Yen 1,500 (Japanese)

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いつか帰りたい ぼくのふるさと 福島第一原発20キロ圏内から来たねこ


2012年1月、東京電力福島第一原子力発電所から4キロのところで保護されたオスのトラ猫キティがうちにやってきました。原発事故のために取り残され、何か月も一人で生き延びなければならなかったにもかかわらず、人間を信じる心を失っていない愛情深い猫でした。その後元の家族と再会できたことで、原発事故でふるさとを失った人びとの痛みや悲しみが一気に身近なものとなりました。そこで、キティという一匹の猫の視点から、原発事故によって福島の人々と動物たちに何が起こったのかを語る本を作ることにしたのです。出版以来、多くの読み聞かせの会で使われているとのこと。福島のことを忘れないために、ぜひ息長く語り継がれていくことを願っています。

小学館 2012年11月12日刊行 本体1,500円+税

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介助犬を育てる少女たち 荒れた心の扉を開くドッグ・プログラム


カリフォルニアの少女更生施設「シエラ・ユース・センター」には、1993年から続くユニークな教育プログラムがあります。非行をして収監されている少女たちが、障害のある人たちのために介助犬を育てているのです。10代の、それも非行少女たちに、そんなことができるのか、と思う人もいるでしょう。でも、犬のためなら、いやなことでもがまんできる。すぐには言うことを聞いてくれなくても、またやってみようと思える。やがて、訓練を続けているうちに、少しずつ自分が変わっていくことに気づく―。
さまざまな生きづらさを抱え、家にも学校にも居場所のなかった3人の少女たちが、犬とともに成長していく姿を追いました。

講談社 2012年6月13日刊行 本体1,300円+税

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Girls Who Raise Service Dogs – The Dog Program That Opens Hardened Hearts


At-risk teenage girls at a juvenile facility in California participate in a service dog training program which gives them invaluable life lessons. They learn to be patient, responsible and compassionate through caring for the dogs they train. In return, the dogs give them the kind of unconditional love which helps open their hardened hearts, and helps establish their self-esteem.

Kodansha Ltd., Publishers, 2012 Yen 1,300 (Japanese)

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はたらく地雷探知犬


2007年の夏、ボスニアで、私はフォックストロットとクッキーという2頭の子犬たちに出会いました。2頭は訓練を受けて地雷探知犬となり、カンボジアに旅立ちます。私も彼らのあとを追って、いまも400万個以上もの地雷が残されているというカンボジアへ。
そこでは、地雷探知犬とペアを組み、ともに地雷原を歩くハンドラーの女性たちや、自分たちの村を安全にするために働く地雷除去員など、戦争の傷跡を乗りこえようとするさまざまな人々に出会いました。
2007年から2011年にわたる4年間の取材をとおし、戦争とその後の復興について考えます。

講談社青い鳥文庫 2011年7月15日刊行 580円(税別)

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Mine Detection Dogs at Work


In the summer of 2007 I met two puppies in Bosnia and Herzegovina who were being trained to become mine detection dogs. After they completed their training I followed them to Cambodia, where they were sent to work in the mine fields. This is a four-year documentary for young people about the work of those mine detection dogs, and about the Cambodian people’s effort to demine and restore their war-torn land, and ultimately, to reclaim their country.

Kodansha Ltd., Publishers, 2011 Yen 580 (Japanese)

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写真絵本「わたしの病院、犬がくるの


病気とたたかう子どもたちへの素敵な贈りもの、それはセラピー犬。懸命にいのちと向き合う子どもたちにとって、犬とのふれあいは、ひととき子どもに戻れる大切な時間です。日々の生活のなかで小さな喜びをたくさん見つけること。私たちの生を豊かにしてくれるのは、そんなささやかなことの積み重ねなのだということを、こどもたちは身をもって教えてくれました。聖路加国際病院小児病棟を舞台に、子どもたちと家族に深く寄り添って撮影した2年間の記録。

岩崎書店 2009年11月25日刊行 1,800円+税

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Dogs Come to My Hospital


Dogs can bring so much joy to children, especially when those children are hospitalized for long periods due to serious illnesses such as cancer. St. Luke’s International Hospital in Tokyo is one of just a few hospitals in Japan that accepts therapy dog visits. The visits began after the death of a girl whose last wish was to be visited by a dog. By portraying the loving interaction between the dogs and the children, I wanted to show that animals can enhance the childrens’ quality of life, as well as help develop their resilience in the face of their difficult circumstances.

Iwasaki Publishing Co., Ltd., 2009 Yen 1,800 (Japanese)

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地雷のない世界へ はたらく地雷探知犬


地雷探知犬って、どんな犬か知っていますか?
世界中に埋まっている1億個ともいわれる地雷を、そ1鋭い嗅覚で探し出してくれる犬たちです。
ボスニアで生まれ、カンボジアの地雷原で活躍するようになるまでの犬の成長を、生まれたての子犬のときから2年かけて追いかけました。

講談社 2009年7月15日刊行  本体1600円+税

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平和の種をまく ボスニアの少女エミナ


誰も戦争などしたくなかったのに、気がついたら始まっていたというボスニア。3年半にわたった戦争では、25万以上の人が命を落としたといわれる。だが、戦後11年目を迎えたボスニアでは、一度は敵として殺し合った民族どうしが、コミュニティ・ガーデンという緑の農園でふたたび心を通わせる試みが続いている。この写真絵本の主人公は、農園に通う11歳の少女エミナ。戦争の記憶はない。戦争がどういうものだったか、なぜ起きたのか、大人たちに尋ねてわかったのは、「ふつうの人たちは誰も戦争なんかしたくなかった」ということ。そんな彼女が、敵だった民族の女の子ナダと農園で出会い、大の仲よしになる。「ナダと戦うなんて考えられない、もう二度と戦争にならないためにはどうしたらいいの?」エミナの問いは人ごとではない。戦争をしてはならないという意識が薄れ、平和が絶対でなくなりつつあるいまの日本でこそ、子どもたちといっしょにこの問いをかみしめ、私たち一人一人に何ができるのか考えたい。

岩崎書店 2006年刊行 本体 1500円 + 税

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